座る姿勢って、意識すればするほど難しい。
自分では「ちゃんと深く座ってるつもり」なのに、
なぜか腰が重い、背中がだるい…そんなことがよくあります。
実はこれ、座り方が悪いというより、
骨盤が知らないうちに後ろへ倒れていることが原因のひとつです。
深く座る=正しい姿勢
そう思い込んでいる人は意外と多いですが、
どんなに深く座っても 骨盤が立っていなければ疲れは取れません。
骨盤が倒れると、身体は一気にバランスを崩す
骨盤が後ろに倒れると、
それを支えるために背中や腰まわりの筋肉がずっと踏ん張り続けることになります。
・背中が丸くなる
・腰の位置が下がる
・呼吸が浅くなる
・肩が自然と前に出る
この流れが続くと、
もう“疲れるための姿勢”を自分で作ってしまっている状態です。
そしてここから、歪みはゆっくり蓄積されていきます。
骨盤が倒れる → 骨盤が歪む → 体が疲れる
骨盤は身体の「土台」です。
ここが少し傾くだけで、全体のバランスが変わってくる。
- 骨盤が倒れる(椅子が合ってない) 座面が柔らかい・深すぎる・後ろに傾いているなど
- 姿勢を維持するために体が無理をする 腰・背中・太もも裏が常に働きっぱなしになる
- 筋肉の緊張が続き、ゆっくり歪みが定着する
最初は“ちょっと疲れるだけ”でも、
毎日続けば、その小さな負担は積み重なっていきます。
深く座るよりも大事なのは「骨盤が立つ椅子かどうか」
正しい座り方より、
“座れる椅子かどうか”の方が大事だと僕は思っています。
例えば、
・座った瞬間にお尻が沈み込む
・深く座ると背中が寝てしまう
・座面が広くて骨盤を支えられない
・背もたれが遠くて頼れない
こういう椅子だと、どれだけ意識しても骨盤は立ちません。
つまり、
座り方の問題じゃなくて、椅子が原因の疲れも多いということです。
じゃあどうしたらいいの?(今日からできるチェック)
いきなり高い椅子を買い直す必要はありません。
まずは今の椅子で以下のポイントだけ試してみてください。
・座った瞬間に“骨盤が立ってる感じ”があるか
・背もたれにもたれたときに腰が丸まらないか
・足裏がしっかり床につく高さか
・クッションが柔らかすぎないか
ひとつでも違和感があれば、
それは“あなたの体に合っていない椅子”かもしれません。
まとめ
深く座る=正しい
と思われがちですが、ほんとうに大事なのは
骨盤が倒れない環境を選ぶことです。
日々の座り方が変わるだけで、腰の疲れ方は大きく変わります。
整骨院の現場でも、座り方の改善だけで
腰の張りや背中の疲れが減っていく人は多いです。
「最近座るとすぐ疲れるな…」と思ったら、
まずはあなたの椅子と骨盤の位置を見直してみてください。
