導入:同棲を始めて気づいたこと。僕の自己紹介も少し
はじめまして。普段は柔道整復師として整骨院で働いています。
仕事柄、毎日いろいろな人の身体の悩みを聞くので、人のクセや生活習慣を観察するのが自然と得意になりました。
もともと1人暮らしが長くて、生活はある程度自分のペースで整えてきたつもりです。
そんな僕が同棲を始めてまず感じたのは、
「自分の“いつもの行動”が、本当に自分のクセのかたまりなんだ」ということでした。
良い意味でも悪い意味でも、同棲は自分の性格や習慣がそのまま浮き彫りになります。
生活を整えることが好きで、このブログ(totonoe.com)を始めたのですが、
同棲はまさに“暮らしが整うきっかけ”の宝庫だなと実感しています。
ここでは、実際に同棲しながら気づいたことを、少し自己紹介を交えながら書いていきます。
同棲して一番変わったのは「自分のクセに気づいたこと」
同棲を始める前の僕は、
「自分はわりと整った生活をしてるほうじゃないかな」
と思っていました。
でも、いざ生活を共有してみると案外そうでもないと感じました。
朝の準備のペースが違う
僕は朝の準備を同じ流れで淡々とこなすタイプ。
でも相手はその日の気分や予定に合わせて動くタイプ。
同じ空間でも“ペースの違い”があるんだと気づきました。
片付けの優先順位が違う
僕はとにかく「床に物がない状態」が落ち着くタイプ。
逆に相手は「洗面台がキレイ」「キッチンの水まわりが整ってる」ほうが安心する。
何を“まず整えたい”かの優先順位が違うんです。
相手の普通と自分の普通が違う
当たり前ですが、同棲はこれが一番大きい。
僕が“普通だと思っている行動”が、相手にとっては全く普通じゃないことも多い。
ここで頭ごなしに自分のルールを押しつけると、一気に生活がぎこちなくなる。
なので、“自分のクセを自覚する”ことが同棲のスタート地点でした。
暮らしを整えるために始めた3つのこと
整理整頓が好きな僕でも、同棲は思い通りにいかない場面が増えます。
そこで意識し始めたのが次の3つです。
1. 家事の担当を決めすぎない
家事を「完全に分担」すると、相手ができなかったときに負担や不満が生まれやすい。
僕たちは、 “得意なほうが自然にやる” ぐらいのゆるいルールにしています。
僕は掃除が得意で、相手は洗い物や洗濯が早い。
だからお互い無理なく回る。
細かく決めるより、結果的に家が整いやすいと感じています。
2. 同じ空間でも“ひとりの時間”を確保する
僕は仕事で人と向き合う時間が長いので、頭を切り替えるためにも1人の時間が必要です。
お互い気を遣わず、
「ちょっと1人で静かにしたいな」という空気を大事にしています。
これは心の余裕を保つ意味でもすごく大切でした。
3. 相手が喜ぶポイントより“ストレスが減るポイント”を探す
これが同棲で一番役立っている考え方です。
喜ばせることより、
「ここが整っていると相手のストレスが減る」
という点を優先したほうが生活は安定します。
例えば、僕は帰宅後すぐに床が散らかってると気になる。
相手はキッチンのシンクが汚れていると落ち着かない。
だからお互いそこだけは気をつける。
小さな工夫ですが、これだけで家の空気がずいぶん違います。
同棲してわかった、僕が大事にしたい“余白”
仕事で疲れて帰った日、部屋が落ち着く状態に整っていると本当に救われます。
同棲を始めて思ったのは、
“生活の余白” を作ることの大切さです。
余白というのは、
無理に話さなくてもいい時間とか、
家事を完璧にしようとしないゆとりとか、
そういう“ゆるめの空間”のことです。
整骨院で働いていると、毎日いろんな人のストレスに触れます。
そのぶん家では余白があるほうが、心も身体も整いやすい。
相手と住むことで、この“余白の価値”をより強く実感しました。
僕が『反応しない練習』を好きなのも、こういう考え方とどこか通じている気がします。
まとめ:同棲は「生活を整えるきっかけ」になる
同棲は、自分と相手の“クセ”が浮き彫りになる分、
生活を整えるチャンスがたくさんあります。
・自分を知れる
・相手を知れる
・暮らしの余白が大事だとわかる
・小さな工夫で家が整う
・生活が整うと、人生も整ってくる
こんなことを毎日少しずつ感じながら暮らしています。
これからも、身体だけでなく、恋愛や生活、心のことまで含めて
「人生を整えるための発信」を続けていきます。
